複雑研のフクザツ回"気"

複雑系応用ビジネス研究会(略称「複雑研」)のブログです。 毎月の例会の様子、複雑系に関連する/しないエッセイや写真、旅行記、本の紹介、食やアートの紹介、自然や生き物とのふれあい、ライフスタイル、ビジネス・・・など、多士済々のメンバー間で"気"を回していきます。

林です。先日の合宿の記録を、行程に沿って、書き留めておきます。

日 時 2016年10月1日〜2日(土・日)
行き先 岡山県 五味の市(日生)、犬島、牛窓、寒風
参加者 11名
宿 泊 シーマン(犬島)

テーマ 「瀬戸内・犬島 〜アートで蘇る産業遺産の島〜」

名古屋より8名がクルマ2台に分乗し、新名神、中国、山陽の自動車道を走り、大阪から電車で参加してくれたTさんを日生駅で乗せて、まずは日生漁港へ。「日生のどんぶり屋」で新鮮な丼を賞味。
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焼き穴子丼

















そして、隣の「五味の市」で今夜の夕食の食材を調達。すでに昼になっていて店も品揃えも少なかったけれど、大胆不敵な売り捌き方と価格にびっくり! 魚は、すべて地元で穫れた瀬戸内の海の幸です。

・トレイに並んだカマス10数匹を500円で購入。これは塩焼きに。
・シズ(イボダイ)10数匹におまけがついて1000円。
・水槽で泳いでいる体長50cmほどのクロダイ2匹で1800円。その場で3枚下ろしにしてもらって、巻貝一袋をおまけにいただきました。
(ちなみに、どの店も値札だけで魚の名前の表示はありません)
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五味の市では牡蠣が有名ですが、まだシーズンが来ないので残念。牡蠣ソフトクリーム、一度食べたかった。

さて、ナビに従ってくねくねした細道を行き、なんとか宝伝港に到着。複雑研初参加の宮田さんと合流。13:45出航の定期船「あけぼの丸」に乗船し、数分で犬島に到着。犬島チケットセンターで犬島製錬所美術館と「家プロジェクト」の共通チケットを購入し、シーマンへ。コテージに荷物を降ろして島を散策。
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うさちゃん椅子











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家プロジェクト A邸













散策と美術鑑賞が終わり、港近くの「在本商店」で次の定期船で到着した森下さんと合流。コーヒーを飲みながら在本桂子さんと歓談。桂子さんは「犬島再発見の会」のリーダーで、「犬島さんぽ」という小冊子を編集している方です。大学教授の森下さんは、学生を連れて度々島を訪れ、島民にインタビューしたり、交流したりしているので、桂子さんとも懇意にしておられる様子。
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犬島さんぽ


















シーマンに戻って夕食&懇親会。
ここで元釣り師の加藤さんが大活躍。持参の出刃包丁でクロダイを刺身にしていただいたので、「あら」は野菜と合わせて粕汁に。バーベキューの方は、肉、カマスの塩焼き、野菜など。〆は、津山出身の吉田さん持参の「津山ホルモンうどん」。これは岡山のB級グルメです。

宴は続き、夜は更けて、いつしか深い眠りに・・・

翌朝、昨夜調理できなかったシズを塩焼きにして、残った食材を食べ、コテージの掃除をした後、森下さんに案内していただき、「犬島の島犬」を見に行きました。

シーマンをチェックアウト後、チャーター便に乗船し、宝伝港に到着。クルマに分乗し、森下さんの先導で牛窓の練り製品の店に寄って、買い物。ホテルでランチの後、牛窓オリーブ園へ。広いオリーブ園を散策し、展望台へ。すばらしい景色です。

最後は、寒風陶芸会館へ。「森陶岳 大窯作品展と大窯見学会」に参加。
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これは大窯のトンネルです。ひとつひとつの壷の中には、小さな陶器が入っています。



















以上、2日間の行程は終わり、めいめい帰路へ。
森下さん、みなさん(特に運転手をしていただいたお二方)、ありがとうございました。

M. 林 

世話人の林です。
合宿の記録は後回しにして、8月と9月の例会の記録を忘れないうちに書き留めておきます。

〈8月例会〉
8月19日(金)、ナディアパーク内「クリエイティブビジネススペース コード」にて開催。6名出席。

1. 臨時総会
会則の改正を決議しました。本年度4月に遡って会費が減額となります。
継続会員は年3000円から年2000円に減額。新規会員は月200円×月数です。

 2.「既存ストックの活用/リノベーション」
7月23日(土)に実施した「円頓寺・四間道ぶらりツアー」の報告。
あいちトリエンナーレ2016、瀬戸内国際芸術祭の紹介など。


〈9月例会〉
9月21日(水)、ナディアパーク内「クリエイティブビジネススペース コード」にて開催。8名出席。

テーマ:「健康」って何だ? 〜新しい健康の概念と新ビジネスの可能性〜
  話題提供 林 

・「(広義の)健康」は「幸福」に近い概念である。(まさに複雑系)
 参考:WHOの健康の定義、ブータンの(国民総健康量:GNH)、健康生成論など 

・「からだのwell-being」は「(広義の)健康」の一つの要素にすぎない。
 もっと「こころのwell-being」を重視すべきではないか。 

・健康か否かを判断する際、健診データ等の「客観性」に固執せず、本人の気持ち、
 「主観性」をもっと重視してもよいのではないか?

・こうして「健康」の概念を見直してみると、これまでのメタボ対策や健康増進、
 健康食品などのビジネスとはまったく異なる世界が見えてくるのではないか?

・翻って、従来の健康ビジネスは、「チェック→ハイリスク対象者の抽出→介入/勧誘」
 という手順に固執しすぎではないか。

・この手法は、一種の「脅迫ビジネス」と言えなくもない。
 (もちろん、介入により疾病リスクが下げればハッピーなんですが、
  時として余計なお世話だったり・・・)

・それを打ち破る新しい発想、コンセプトを考えてみたい。

10月1日~2日、「アートで蘇る産業遺産の島」の合宿に参加しました。


名古屋を朝7時過ぎに出発、自動車に分乗。お昼前に岡山県備前市日生(ひなせ)の漁協が運営する市場に到着しました。ここで、今夜のBBQの食材調達。
日生五味の市















安さにびっくり。



宝伝港から連絡船に乗ります。車では島に渡れません。島は岡山市東区です。
宝伝・犬島連絡船













出港したら5分ほどで島に到着。船酔いする暇はありませんので心配なく。


この島はもともと石を切り出すための島だったそうです。その面影がいたるところにみられます。
島の石2島の石3島の石1









































今は、全く石は産出されていないとのこと。

 犬島の名は犬石様の伝説に由来するそうです。犬がたくさんいるわけではないようです。滞在中2匹の犬しか見ませんでした。
島の犬1













その1匹。

島の犬2













2匹目がこれです。高校の研修所にいました。

 
 実際はこの島は過疎の終局状態です。もうほとんど人が住んでいません。住人50人ほどだそうです。通常なら限界集落を通り越してしまったところだと思います。そこにアートが施されたということです。
製錬所美術館













 銅の洗練所後の建物をリノベーションした美術館はけっこう見応えあるアートでした。

カラミ煉瓦













 製錬の副産物「カラミ煉瓦」の造作物です。



 小さな島中にアートが散在しています。
島のアート1島のアート2島のアート3家プロジェクト島のアート4


















































島のアート5
































 島全体の廃墟感がアートを引き立てているのでしょうか。

 2日目の朝、島を後にして、瀬戸内市牛窓に移動しました。

ホテルレストラン















 ランチはリゾートホテルで地中海気分にひたりました。
牛窓ヨットハーバー















景色もちょっと日本離れしてます。


オリーブ















牛窓と言えばオリーブ園。オリーブがたわわに実っていました。

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最後に、寒風(さぶかぜ)陶芸会館を訪れました。ここは備前焼の里です。

大窯外観
















目的は、備前焼作家、森陶岳氏の実験的大窯の見学会に参加するためです。全長85mの登り窯は圧巻でした。

大窯内部















内部には実際に焼かれた巨大な五石甕(ごこくがめ)が置かれて様子がわかりやすくなっていました。

オリーブ園







これで今回の旅は終わりです。名古屋から岡山は案外近いとはいえ、長距離移動は疲れました。

by yoshida


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