複雑研のフクザツ回"気"

複雑系応用ビジネス研究会(略称「複雑研」)のブログです。 毎月の例会の様子、複雑系に関連する/しないエッセイや写真、旅行記、本の紹介、食やアートの紹介、自然や生き物とのふれあい、ライフスタイル、ビジネス・・・など、多士済々のメンバー間で"気"を回していきます。

林です。久しぶりの投稿です。

10月例会は、10月21日(金)、ナディアパーク内の「クリエイティブビジネススペース コード」にて開催。その日、私の都合がつかなくなってしまい、ご迷惑をかけちゃいましたが、朝岡せんさんに講師をしていただいて助かりました。
朝岡さんは、野菜ソムリエで国際中医薬膳師としてご活躍中。
テーマは「「薬膳」で健康を考察する!」でした。6名出席。


11月例会は、11月22日(火)、同じく「コード」にて開催。10名出席。
こんな質問をしたうえで、出席者ひとりずつ体験談などを話していただきました。

問1 あなたはどんなコミュニティに属していますか?
・家族、血縁(同族)
・地縁(自治会、婦人会など)
・職場(含むOB会)、学校(含む同窓会)
・仲良しグループ
・同好会、習い事、趣味の会など
・政治団体、宗教団体など
・その他
問2 それぞれのコミュニティで、あなたの役割は次のどれに近いですか?
・言い出しっぺ
・引っぱり役
・仕切り屋さん
・下支え役
・小間使い
・お目付役
・フォロワー
・サポーター
・その他
問3 それぞれのコミュニティは、誰が作り、どのように運営していますか?
   問2の各役割に当てはまる人物を念頭に考えてみてください。
問4 コミュニティを維持・発展させていくためにどんなことをしていますか?

 以下、皆さんのお話を少し紹介します。
 
◆SNさん:教会の運営のノウハウ。教会には110人の信者と客員が100人ほどいる。宗教法人になっている。代表は牧師さんで役員がいる。Sさんは6年前に役員になり、「夢を語る会」を提言した。サーバントリーダーを中心にグループが形成されており、各種の事業を実施。献金は目安として収入の10%となっており、その他にミサの際に毎回お金を集めるシステム。誰がいくら出したかわからないように配慮。子ども食堂の事業はNPOに発展。
◆YMさん:私もクリスチャンだが、所属している教会は朽ち果てつつある。信者はどんどん減り、高齢化。クリスマスとイースターしか行かない。一方、フィットネスの「カーブス」では、参加者がコミュニティを作ることを促すべく、クリスマスのプレゼント交換イベント、忘年会、バスツアーなどの企画があるという話。
◆YKさん:第二の就職先を退職して3年。テニスサークル程度。新たなコミュニティを探している。
◆KHさん:H町M地区に実家があり、長男であることから帰るべきかどうするか考えている。M地区の住人は3つのカテゴリーに分けられる。兼業農家でT自動車系に勤務する豊かな家、サーリーマンの家、自営業。地域内に経済格差があり、コミュニティが成立していないのが悩みの種という話。
◆KMさん:この春に60歳定年となり、再雇用。実家の静岡・F市にそれなりに広い畑があり、ゆくゆくは夫婦で農業をしたいと考えている。地元の人の助言に従いデコポンを植えたがうまく育たない。やはり地元のコミュニティに入らないと情報が得られないと悟った話。
◆SMさん:フリーランスが多いデザイン業界では昔はどこかの団体に所属していないと信用が得られなかった。団体が会社の肩書き代わりになっていた。近年、若いデザイナーは団体に入らなくなった。全体の20~30%しか入っていないと思われる。
◆Hさん:現役サラリーマンながら、地元のI市で実家は農業生産法人に所属。30人くらい。これを集落営農にしようという話が出て、自らリーダーとなって書類等を整え、農水省の「水と緑の保全に関する交付金」を獲得した。農業はコミュニティづくりが大事。
◆Nさん:名古屋市内のUR団地でコミュニティを作ろうとしている。団地は将来の日本の縮図。
◆Kくん:エンタテイメントとしてのコミュニティを考えるべき。愛を語る場所。グループの中にチームがある。チームには多様性がなくてはいけない。


12月例会は、恒例の忘年会。
高岳にあるモロッコ料理店「カサブランカ」にて。お久しぶりの方も含めて10名出席。
料理はとっても美味しく、皆さん満足。写真を撮れば良かった・・・。





林です。先日の合宿の記録を、行程に沿って、書き留めておきます。

日 時 2016年10月1日〜2日(土・日)
行き先 岡山県 五味の市(日生)、犬島、牛窓、寒風
参加者 11名
宿 泊 シーマン(犬島)

テーマ 「瀬戸内・犬島 〜アートで蘇る産業遺産の島〜」

名古屋より8名がクルマ2台に分乗し、新名神、中国、山陽の自動車道を走り、大阪から電車で参加してくれたTさんを日生駅で乗せて、まずは日生漁港へ。「日生のどんぶり屋」で新鮮な丼を賞味。
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焼き穴子丼

















そして、隣の「五味の市」で今夜の夕食の食材を調達。すでに昼になっていて店も品揃えも少なかったけれど、大胆不敵な売り捌き方と価格にびっくり! 魚は、すべて地元で穫れた瀬戸内の海の幸です。

・トレイに並んだカマス10数匹を500円で購入。これは塩焼きに。
・シズ(イボダイ)10数匹におまけがついて1000円。
・水槽で泳いでいる体長50cmほどのクロダイ2匹で1800円。その場で3枚下ろしにしてもらって、巻貝一袋をおまけにいただきました。
(ちなみに、どの店も値札だけで魚の名前の表示はありません)
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五味の市では牡蠣が有名ですが、まだシーズンが来ないので残念。牡蠣ソフトクリーム、一度食べたかった。

さて、ナビに従ってくねくねした細道を行き、なんとか宝伝港に到着。複雑研初参加の宮田さんと合流。13:45出航の定期船「あけぼの丸」に乗船し、数分で犬島に到着。犬島チケットセンターで犬島製錬所美術館と「家プロジェクト」の共通チケットを購入し、シーマンへ。コテージに荷物を降ろして島を散策。
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うさちゃん椅子











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家プロジェクト A邸













散策と美術鑑賞が終わり、港近くの「在本商店」で次の定期船で到着した森下さんと合流。コーヒーを飲みながら在本桂子さんと歓談。桂子さんは「犬島再発見の会」のリーダーで、「犬島さんぽ」という小冊子を編集している方です。大学教授の森下さんは、学生を連れて度々島を訪れ、島民にインタビューしたり、交流したりしているので、桂子さんとも懇意にしておられる様子。
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犬島さんぽ


















シーマンに戻って夕食&懇親会。
ここで元釣り師の加藤さんが大活躍。持参の出刃包丁でクロダイを刺身にしていただいたので、「あら」は野菜と合わせて粕汁に。バーベキューの方は、肉、カマスの塩焼き、野菜など。〆は、津山出身の吉田さん持参の「津山ホルモンうどん」。これは岡山のB級グルメです。

宴は続き、夜は更けて、いつしか深い眠りに・・・

翌朝、昨夜調理できなかったシズを塩焼きにして、残った食材を食べ、コテージの掃除をした後、森下さんに案内していただき、「犬島の島犬」を見に行きました。

シーマンをチェックアウト後、チャーター便に乗船し、宝伝港に到着。クルマに分乗し、森下さんの先導で牛窓の練り製品の店に寄って、買い物。ホテルでランチの後、牛窓オリーブ園へ。広いオリーブ園を散策し、展望台へ。すばらしい景色です。

最後は、寒風陶芸会館へ。「森陶岳 大窯作品展と大窯見学会」に参加。
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これは大窯のトンネルです。ひとつひとつの壷の中には、小さな陶器が入っています。



















以上、2日間の行程は終わり、めいめい帰路へ。
森下さん、みなさん(特に運転手をしていただいたお二方)、ありがとうございました。

M. 林 

世話人の林です。
合宿の記録は後回しにして、8月と9月の例会の記録を忘れないうちに書き留めておきます。

〈8月例会〉
8月19日(金)、ナディアパーク内「クリエイティブビジネススペース コード」にて開催。6名出席。

1. 臨時総会
会則の改正を決議しました。本年度4月に遡って会費が減額となります。
継続会員は年3000円から年2000円に減額。新規会員は月200円×月数です。

 2.「既存ストックの活用/リノベーション」
7月23日(土)に実施した「円頓寺・四間道ぶらりツアー」の報告。
あいちトリエンナーレ2016、瀬戸内国際芸術祭の紹介など。


〈9月例会〉
9月21日(水)、ナディアパーク内「クリエイティブビジネススペース コード」にて開催。8名出席。

テーマ:「健康」って何だ? 〜新しい健康の概念と新ビジネスの可能性〜
  話題提供 林 

・「(広義の)健康」は「幸福」に近い概念である。(まさに複雑系)
 参考:WHOの健康の定義、ブータンの(国民総健康量:GNH)、健康生成論など 

・「からだのwell-being」は「(広義の)健康」の一つの要素にすぎない。
 もっと「こころのwell-being」を重視すべきではないか。 

・健康か否かを判断する際、健診データ等の「客観性」に固執せず、本人の気持ち、
 「主観性」をもっと重視してもよいのではないか?

・こうして「健康」の概念を見直してみると、これまでのメタボ対策や健康増進、
 健康食品などのビジネスとはまったく異なる世界が見えてくるのではないか?

・翻って、従来の健康ビジネスは、「チェック→ハイリスク対象者の抽出→介入/勧誘」
 という手順に固執しすぎではないか。

・この手法は、一種の「脅迫ビジネス」と言えなくもない。
 (もちろん、介入により疾病リスクが下げればハッピーなんですが、
  時として余計なお世話だったり・・・)

・それを打ち破る新しい発想、コンセプトを考えてみたい。

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