複雑研のフクザツ回"気"

複雑系応用ビジネス研究会(略称「複雑研」)のブログです。 毎月の例会の様子、複雑系に関連する/しないエッセイや写真、旅行記、本の紹介、食やアートの紹介、自然や生き物とのふれあい、ライフスタイル、ビジネス・・・など、多士済々のメンバー間で"気"を回していきます。

いつもながら滞りがちな例会の記録、まとめて5ヶ月分を掲載します。

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■複雑系応用ビジネス研究会 2017年 10月例会

日時 10月20日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 共有型経済(シェアリング・エコノミー)とコモンズ
   〜シェアリングが進むと社会・経済はどうなるか?〜
出席 ・・名

『限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭』
(ジェレミー・リフキン著)をネタに、本の内容を概観した上で、
米国(一部フランス、日本、中国)で勃興している
新しいシェアリングサービスについて、実例をみてみました。

・ zipcar http://www.zipcar.com/
・ Carma https://www.gocarma.com/
・ HOURCAR https://www.hourcar.org/
・ タイムズカープラス https://plus.timescar.jp/
・ Verib’ http://www.velib.paris/
・ モバイク https://mobike.com/cn/
・ Airbnb https://www.airbnb.jp/s
・ Couchsurfing https://www.couchsurfing.com/
・ Rent That Toy! http://www.rent-that-toy.com/
・ Rent the Runway https://www.renttherunway.com/
・ The Freecycle Network https://www.freecycle.org/
・ THRED UP https://www.thredup.com/
・ Yerdle Recommerce https://www.yerdle.com/
・ Patientslikeme https://www.patientslikeme.com/
・ Shared Earth https://sharedearth.com/

これらは、自動車、自転車、宿泊、玩具、衣服、不要品、患者情報、庭・・・
をシェアするビジネスで、多くは上記の著書に登場するものです。

続いて、特にカーシェアリングについて取り上げ、
日本でも会員が100万人を突破し、急速に普及しつつあることをみました。
http://www.ecomo.or.jp/environment/carshare/carshare_top.html
 


■複雑系応用ビジネス研究会 2017年 11月例会

日時 11月17日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 共有型経済(シェアリング・エコノミー)とコモンズ
   〜シェアリングが進むと社会・経済はどうなるか?〜
    コモンズの勃興?
 出席 ・・名
 
シェアリング・エコノミーが実態ベースで進んで行くと、
経済・社会の仕組みも変わっていかざるを得ないと思います。
それを考えるキーワードが「コモンズ」という概念なのではないか。
「コモンズ」というと、日本では入会地のことになるようですが、
もう少し一般化して考える必要がありそうです。

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地域コミュニティの集団が実質的に所有し、共同事業として現地住民が
相互利益に配慮しながら管理したりしているため、無償利用は可能でも、
アクセスが、地域コミュニティのメンバーに限定されていたりする。
このようなコモンズを「ローカル・コモンズ」という。
(Wikipediaより)
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しかし、必ずしも地域だけでシェアリング・エコノミーが成り立っているわけではなく、
SNSなどを通じて、地域や時には国境も超えて人と人がつながることで
「コモンズ」が生まれているように思います。

例えば、Wikipediaはコモンズで運営されています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/Main_Page

将来、経済や社会はどんな風に変わって行くのか?
リフキンが言うように、資本主義は変質していき、シェアリング経済が台頭していくのか? 
・・・


■複雑系応用ビジネス研究会 2017年 12月例会(忘年会)

日時 12月14日(木)19:00〜21:00頃
会場 ベトナムキッチン アン ヴィエット
出席 12名

場所は、JR/地下鉄 鶴舞駅より北に徒歩数分。名大病院の北の角です。
静かなお店でヘルシーなベトナム料理を堪能しました。
 

■複雑系応用ビジネス研究会 2018年 1月例会

日時 1月19日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 「シェア農園 & 食堂」
出席 6名

複数のグループでひとつの農地を借りて、
計画的に役割分担して、協力し合って野菜を作り、
収穫物をみんなでシェアしませんか? というプロジェクトを提案。
ポイントは、みんなでシェアすれど外部への販売はしないことと、
輪作、多品目栽培などの手法で有機・無農薬栽培を実践すること。
あとは、とにかく楽しむことを優先すること、です。

 
■複雑系応用ビジネス研究会 2018年 2月例会
 
日時 2月16日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 「シェア農園 & 食堂」(先月の続き)
出席 8名

シェア農園のコンセプトについて、前月の復習をしたうえで、
具体的な実現可能性について検討しました。
結構いけるかも・・という感触が得られました。

以上

M. 林



 

今年の合宿は、9月2日〜3日の週末、富士山の周辺に足をのばし、富士山信仰の聖地や富士講の遺跡などの見学と宝永山ハイキングをメインに催行しました。
行程は以下の通り。参加者は11名。お天気は2日間ともにくもり時々晴れでした。


9月2日(土)

名古屋、甲府、沼津などからクルマや電車利用で10:30に富士宮に集合。

まず「富士山本宮浅間大社」に参拝し、お宮横丁にて名物「富士宮やきそば」の昼食。
グループ分けして「白糸の滝」、「人穴富士講遺跡」を見学。

富士山本宮浅間大社
  • 富士山の噴火を鎮めた御神徳により崇敬を集め、富士山信仰の広まりと共に全国に祀られた1300余の浅間神社の総本宮と称されるようになった。富士山の八合目より上は奥宮境内地。主祭神は、木花之佐久夜毘売命。
  • 「古来霊峰とされ、特に山頂部は浅間大神が鎮座するとされたため、神聖視された。噴火を沈静化するため律令国家により浅間神社が祭祀され、浅間信仰が確立された。また、富士山修験道の開祖とされる富士上人により修験道の霊場としても認識されるようになり、登拝が行われるようになった。これら富士信仰は時代により多様化し、村山修験や富士講といった一派を形成するに至る。」(Wikipedia「富士山」)
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白糸の滝

  • 長谷川角行が人穴での修行と並行して水行を行った場所であるとされ、富士講信者を中心に人々の巡礼・修行の場であった。
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人穴富士講遺跡
  • 人穴は、富士山の噴火でできた溶岩洞穴。富士講の開祖、長谷川角行が16〜17世紀にかけて修行を行い、浅間大菩薩による啓示を得、入滅した。
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富士宮から富士山を右回りに富士吉田までドライブし、「御師の家 旧外川家住宅」を訪問。
 
御師の家 旧外川家住宅
  • 御師(おし)は、角行が説いた信仰の指導者であり、富士講の講員に富士登山時の宿泊所を提供する役目を担っていた。外川家住宅の母屋は300年前の建物。
  • 「登山口は末代上人が開いた登山道を起源とし、登山道が完成されたそれが最初の登山道と言われる村山口である。これにより富士修験が成立したとされる。次第に他の登山道も開削されてゆき、13世紀には大宮・村山口、吉田口、須山口の3登山道の存在が確認されている。後に須走口が出来たとされる。15世紀後半には他の登山口と比べ吉田口を利用する道者が目立つようになっていたと考えられ、特に富士講の隆盛が見られた18世紀後半以降では、他の登山口の合計と同程度であったという。」(Wikipedia「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)
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富士山をほぼ一周し、「表富士グリーンキャンプ場」に移動。
買い出しチームはスーパーで食材等を購入。


キャンプ場では、コテージ 2棟に分かれて宿泊。
夕食・宴会は、バーベキュー(肉、さんま、野菜)、ダッチオーブン料理(パエリア)などを堪能。
心静かに就寝。
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9月3日(日)

朝食後、水ヶ塚駐車場に移動し、シャトルバスに乗車。
富士山の富士の宮口五合目登山口に10:30頃到着。ここから宝永山ハイキングに出発!
今回は山頂までは行かず、火口を見学。五合目の標高は2300m。標高差は100m程度。
コース:五合目バス停 ⇒ 五合目宝永入口 ⇒ 樹林帯 ⇒ 第二火口縁 ⇒ 第一火口縁 ⇒ 火口底 ⇒ 第一火口縁 ⇒ 六合目(昼食) ⇒ バス停

お天気は曇りというか霧模様で肌寒かったが、第二火口縁に着いた頃、少し晴れて火口や宝永山の頂が見えた。また、急坂を登って第一火口縁に着いた時はまた霧が深くなったが、火口底に降りたあたりでほんの少しの間、スーッと霧が晴れ、火口だけでなく富士山の稜線も眺望でき、皆々感動!
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宝永山

  • 宝永山は、宝永4年(1707年)の宝永大噴火で誕生した富士山最大の側火山。
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12:30頃に六合目の「宝永山荘」に到着し、昼食。行きと同じルートで水ヶ塚駐車場に戻った。
ここからは、地元出身の加藤正夫さんの先導により、富士修験の中心で、富士宮口登山ルートの起点となっていた村山浅間神社を参拝。最後に、富士市内の加藤正夫さんの実家に寄り、畑を見学させていただいた後、解散。みなさん、お疲れさまでした。


以上、林でした。写真は、水野拓郎さん、杉野実さん撮影。


幹事の林です。
複雑系応用ビジネス研究会、2017年5月から9月までの例会の記録をまとめて記しておきます。

■2017年5月例会

日時 5月19日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 「コミュニティとは何か?」
・コミュニティの概念や成立要件について考えてみました。
出席 10名


■2017年6月例会

日時 6月16日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 「コミュニティの事例研究」
出席 11名

■2017年7月例会

日時 7月21日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 「食でつながる地域コミュニティ」
      ーマンナMANNA子ども食堂ー
   話題提供 杉本直樹さん
出席 10名

杉本直樹さんに「子ども食堂」の話題を提供していただきました。
名古屋グレイスキリスト教会が母体となった取組です。
https://m.facebook.com/manna1631/
http://www.nagoyagrace.com/contact.html

以下、杉本さんからいただいたメールを転載。
 
「昨年12月23日のプレオープンから先月まで毎月1回の子ども食堂。
「マンナMANNA子ども食堂」は地域コミュニティの一つのモデルになるかと思います。
今月は7月19日(水)PM5:30〜7:30に開催します。
美味しい・楽しい・嬉しいがキーワードです。
毎回子ども30名〜40名、大人15名〜20名、奉仕スタッフ・ボランティア20名〜25名
孤食な子どもと大人の方々に食の提供と地域コミュニティの場を提供し、「食」を支えあい
 
心身共に健康で、安心安全な居場所づくりを目指して立ち上げた「マンナMANNA子ども食堂」
子ども食堂は貧困と言う言葉・イメージに誤解されることなく、地域、学校、行政、社協、保健所、
警察などあらゆる所とコンタクトを取って実施しています。
毎回、色々な方々が見学に来ています。
複雑研の方々もお時間がありましたら見学ください。
先月はNPO申請しました。子ども食堂単体では愛知県内では初めてかと思います。
助成金目当てではありません。教会のメンバー、見学者、企業、フードバンク、社協などから
献金、寄付金、献品など充分いただいていますので。黒字経営です(笑)。
公的機関から認められた法人組織として、安心して参加、紹介出来る地域コミュニティの広がりをめざしています。
志縁もありですね。 」


■2017年8月例会

日時 8月18日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 コミュニティ形成のメカニズムを探る
出席 9名+1名

コミュニティはどのようにしてできるのでしょうか?
・昔の農耕社会の基盤としての「ムラ」や地縁コミュニティ
・富士講、伊勢講などの「講」
・会社などの組織におけるタテ・ヨコの人間関係が織りなすコミュニティ
・学校の卒業生が形成する同窓コミュニティ
・ビジネスコミュニティ(エコシステム?)
・酒飲みのコミュニティ
といったコミュニティが作られる仕組みは何か考えてみた。
コミュニティ形成のメカニズムの仮説を提示。


■2017年 9月例会

日時 9月15日(金)18:45〜21:00頃
会場 クリエイティブビジネススペース コード
内容 富士山と富士講について
出席 7名
 
9月2日〜3日に行った合宿で入手した資料と杉野さん・水野さん撮影の写真をもとに、
富士山と富士講について、復習しました。

 

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