複雑研のフクザツ回"気"

複雑系応用ビジネス研究会(略称「複雑研」)のブログです。 毎月の例会の様子、複雑系に関連する/しないエッセイや写真、旅行記、本の紹介、食やアートの紹介、自然や生き物とのふれあい、ライフスタイル、ビジネス・・・など、多士済々のメンバー間で"気"を回していきます。

2016年08月

はじめまして。淺野です。
円頓寺商店街ぶらりツアーに参加しました。

四間道など個人的にとても好きな場所で、楽しみにしておりました!
ちなみに道幅が四間(現在の約7m)になっていることから四間道という名がつけられたと言われているようです。

円頓寺ぶらりツアースタート!

まずは、円頓寺という名前の由来となったお寺を拝見。
なんとお寺は「えんどんじ」と読み、商店街は「えんどうじ」と読むそうです
注目すべきは、【鬼】の角がとられた跡が残った石碑!
悪かった鬼が丸くなったようです!
角が取られた鬼


























つづきまして、空き家問題の解決に取り組むナゴノダナバンクのお店を見せていただきました。
ここの一回のワッフル屋さんはいったことがあり、東ヨーロッパの蚤の市で仕入れたという缶バッチを購入しました。小ぢんまりとしたお店ですがとても良い雰囲気でした。
なごのだなバンク



















行く途中にはカワッタオブジェ・・・
不思議な像
























OPEN!!
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続きまして、行きたかったが入ったことのなかった【西アサヒ】さんへ
名物サンドイッチ甲冑

















































やはり勢いがあるところは活気がありますね!
オーナーのお話を聞くこともでき勉強になりました。




翌日からは七夕祭りのための準備が行われていました。
祭りの前

























最後はみなさんで飲み明かし、話題のポケモンGOの話も盛り上がり楽しい一日が締めくくられましたー
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ご協力いただいた皆様に感謝です。
5年後にはこんな風に地元に恩返しできるような仕事もしてみたいものです。

淺野一平保存

 10年ぶりくらいに円頓寺商店街に行きました。当時は典型的なシャッター商店街だったように記憶しています。でも今回はかなり違った印象でした。

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 ここは「圓頓寺」さんを中心に発展したとのことですが、お寺は「えんどんじ」と読み、商店街は「えんどうじ」と読むそうです。

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この日は、次週から始まる七夕まつりの準備中。

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廃業した店舗を改装して、写真ギャラリーになっています。

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こだわりのおしゃれなパン屋さん。

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古くから有名な喫茶店の二階を改装した、最近増えてきたタイプの民宿になっていました。宿泊客の半分くらいは外人さんとのこと。

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 戦災を免れたこんな古びた建物も高級懐石料理店に。

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 こちらの建物も懐石料理店。

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 商店街からちょっと出て、旧美濃路沿いにある倉の建物を改装した洒落た日本酒バー。

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旧美濃路の隣の筋にあたる四間道(しけみち)は有名。四間道界隈の洒落たお店の先駆けとなったのがこの喫茶店とのこと。
 

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名古屋の旧家屋といえば、屋根神さま。これは現存するものでも大きなものとのこと。

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これは、古い建物ではなく、最近建てられたもの。有名高級料理店が軒を連ねています。

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まわりは昭和の雰囲気を残す佇まいです。

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ぐるっと回って、再び商店街に戻り、ナゴヤカブキが上演される「ナゴヤ座」を見学。座布団で飲食可。いろんなモノ、役者も飛んでくる迫力の舞台とのこと。

この後は、スペイン料理で楽しみました。いい日でしたね。  
by 吉田

7月23日(土)、複雑研ぶらりツアー「円頓寺&四間道」を催行しました。参加者は10名(懇親会は11名)。案内は、まち歩きガイドの飯田さんと、建築家でこの界隈で家主と借り主のマッチングに取り組んでいる市原さん(ナゴノダナバンク代表)にお願いしました。

記憶を辿ってルートを再現してみました。
15:00、「圓頓寺」前に集合して、飯田さん、市原さんと合流。

円頓寺商店街では、「*ライツギャラリー」、円頓寺アパートメント(「*ぴっころ」「*mocca」他)、カフェ兼ゲストハウスの「*西アサヒ」、那古野ハモニカ荘(「*ナゴヤ座」「*えんそば」「*凡才」)、「*サンバタウン」(+「*ベーカリー芒種」)などを見学。ライツギャラリー、西アサヒ、ナゴヤカブキを演じるナゴヤ座では内部を見学させてもらいました。

四間道に廻って、蔵をリノベーションした懐石「*満愛喜」、懐石「*懐韻」、そして川伊藤家住宅。伊藤家の蔵をリノベして人気の日本酒バー「*圓谷」では中を見学。屋根神さまを経て、御本坊の通りへ。新しくできたお店を拝見しながら商店街に戻る。

西アサヒで軽くビールなど飲んで休憩後、17:30より「*BAR DUFI」で暑気払いの懇親会を開催。懇親会の後、「*ギャルリーP+EN」を見学。二次会(三次会?)は、「*ホンボウ」にて。
(*印は、ナゴノダナバンクが関与したお店)

ガイドしていただいた飯田さん、最後までおつきあいいただいた市原さん、どうもありがとうございました。

以下の写真は、上から「西アサヒ前にて」、「四間道の風景に溶け込む市原さん」、「伊藤家住宅」、「BAR DUFIにて記念に」。

M. 林

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7月例会の報告です。7月15日(金)、ナディアパーク内「クリエイティブビジネススペース コード」にて例会を開催。出席者は8名。前回6月例会で時間切れになった 各事例について、新たに7つの切り口から分析してみました。

1. 固定観念から抜け出す
「○○するのが当たり前」をやめてみたら、新たな商機が見つかっちゃった、見たいな感じ。例えば、「QBハウス」は、床屋さんの世界で水を使うことをやめちゃった。「ABCクッキング」は、料理教室の世界で、教室で講義する形式をやめちゃった。

2. 規制や商慣習の網をくぐる
違法にならない程度に上手に規制の網をくぐっちゃえるといいのですが、なかなかそうもいかないようです。既存の勢力やお役所との闘いが待っています。配車サービスの「UBER」、民泊の「Airbnb」など米国の新興勢力も日本では苦戦している模様。個人的にはがんばってほしいと思っています。

3. 顧客・ユーザーを巻き込む
独創的なアイデアで権利を確保して独占的にビジネスを進めて行くやり方の反対で、顧客目線で、というか顧客といっしょにビジネスを作って行く感じ。「共創」ですね。「CUUSOU SYSTEM」、個人や素人作家のハンドメイドの作品を通販する「minne」、案内したい人を集めて成功したまち歩きNPOの「大阪あそ歩」など、この方向性は最近の流行だと思います。

4. まずは女子に媚びる
分野によりけりですが、男性より女性の方が感度が高く、いいものにはパーンとお金を出してくれますね。リーダー的な女子に受けると、情報がすごい勢いで拡散して、多数の女子が追随してくれます。「カーブス」は、女性限定のフィットネスで中高年女子のこころを掴んでどんどん伸びています。湯の山の「アクアイグニス」は、パティシエ、シェフ、デザイナーなどがコラボして、年齢問わずおしゃれ好き女子のこころを掴んだみたいですね。

5. 既存ストック、遊休資産の活用
住宅、倉庫、店舗、公共施設、農地、クルマ・・・色んな資産が未利用、低利用の状態で放置されています。これを利用しない手はないと思います。古びた旅館を再生する「星野リゾート」みたいな手法です。「UBER」や「Airbnb」みたいにネットを活用して空いている人・家と利用したいユーザーを結びつける手法は、これから本流になっていくと思います。

6. トータルにデザインする
女子のこころを掴むうえではデザインが大切。ビジネスモデル全体を隙なくトータルにデザインすること。ちょっとした隙があったりすると敏感な女子はがっかりして、そのがっかりがすぐ拡散するので、こわい。

7. タレントの力を活かす
「アクアイグニス」では、コンセプトづくりや店づくり含めて著名パティシエやシェフ、クリエイターに任せちゃっている感じがします。クリエイターにとってはとってもやりがいがありますよね。
「ライザップ」みたいにタレントを宣伝に使う昔ながらのやり方もありますが、お金かかりそう・・・。

そんなこんなでネット情報を見ながら意見交換をしました。お疲れさま。

by M. 林


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